「○○すればよかった」「○○やっていれば今頃こうじゃなかった」「あの時、こちらの選択をしておけば○○だったのに」などなど、、、いやー、過去の後悔ありますよね。
数えだしたらキリがありません。そして、これって本当に役に立たない感情のしがらみです。
私は専業主婦歴が16年と長いのですが、その間上記のような後悔をずっとしておりました。
実は、20代の頃インテリアコーディネーターになるという夢を持っていたのですが、それを家族に話したところ、まさかの大反対にあいまして、泣く泣く諦めたことがありました。
その後、結婚し子供が生まれ、時が過ぎていったのですが、何年経っても「あの時反対されてなければ、今頃全然違う未来があったのかもしれない」とどこか恨みがましい想いを抱えていたんです。
結婚生活も順調でしたし、子供たちも可愛かったので、今の生活が悪いわけでもなんでもないのですが、何かにつけてふと思い出すこともあったりすると、まさに「あの時、あの選択をしていたら○○だったのに」の境地ですね。そして、誰かのせいにしている状態です。
まさに典型的なネガティブの思考です。
そんなある日、このことををまた考えていて気付いたことがありました。それは、反対されたけれど、そこで諦めたのは「私」だったということ。反対されてもどうしてもやりたければ、親を説得したり、何が何でもその道に進む、という選択もあったはず。なのに、それをしなかったのは私ではないか!と。
物事を少し多角的に見ると、色んな面が現れます。一方方向からしか見ていないと、「親から反対されて諦めた」ですが、別の角度から見ると「親に反対されただけで諦めた」となります。
同じ事実なのに捉え方は180度変わります。
「親から反対されて諦めた」というのは誰かのせいになっているので、なかなかその先に発展的な思考にならないのですが、「親に反対されただけで諦めた」となると、同じようなシチュエーションが来た時に誰かに反対されてまた諦めるのか、もう二度と誰かに影響されて諦めることをしない、のか、そんな選択肢が生まれることになるのです。
つまり、誰かのせいにしている限りはネガティブな考え方となりますが、自分の責任だとしたときに、ポジティブな思考となるのです。
ちなみに私は45歳でイメージコンサルタントとして起業していますが、起業するときに「誰に反対されても絶対に諦めない」と思ったのは、この過去があったからだと思います。
絶対に諦めない、という強い気持ちがあれば、過去にとらわれずに未来に向くことが出来るようになります。
生きている「今」が一番大切です。
この「今」を過去の後悔に時間を使うのか、未来や希望に時間を使うのか、自分でいくらでも決めることができるのです。
命がある「今」をどう感じどう生きるかは、すべて自分で決められます。
あなたは過去の後悔に使いますか?それとも未来への期待に使いますか?
決めるのは「あなた」自身です。
一緒に新しい未来を見つけに行きましょう!!
本日はここまで。