今日はお化粧しなくてもいいか、「どうせ誰も見てないし」今日はユ〇クロ上下でいっか、「どうせ誰にも会わないし。寝ぐせついてるけどいっか「だって誰も気が付かないし」
こんな言葉、平気で使っていませんか？使ってしまいますよね。だって、家の中にいるだけですから。。。
と言いたくなります。家族しか見てないし、お化粧しなければお化粧道具も減らないので節約できますし、家でするのは家事と育児。ご飯作りや掃除で汚れますから、お子さんが小さければなおさらです。
ドライヤーをかけている間に、とんでもないことが別室で繰り広げられていたりすることも日常的にあります。
だから・・・、結婚前はもっと外見に気を遣っていたはずだったけれど、いつの間にか「ま、今日はいいか」を繰り返しているうちにそれが「日常化現象」になり、気が付くとどっぷり「ぬかみそくさい」感じになっています。（ぬかみそくさいってひどい言葉ですよね）
あー、恐ろしい。。。
私も専業主婦歴16年です。年の近い男の子を育てていましたから、上記に書いたことはすべて私の日常になっていました。
しかし、ふとある日、思ったんです。
私、このまま、ぬかみそくさい感じの一生でいいのかな？と。
子供たちのため、家族のため、見ためなんて二の次で、必死にパートしたり、ご飯作ったり、ボランティアも頑張ったりしてきましたが、自分の中の自分の記憶、家族の中に残っている「妻」「お母さん」としての記憶、周りにいる方たちの記憶の中に、私という存在としての記憶が「ぬかみそくさいお母さん」「ぬかみそくさいワタナベさん」で、私はいいんだろうか？と。
そう思うと、無性に「そんなのいやだーーーーーー！」となったんです。
そこからは、「どうせ誰も見てないし」と思うことをやめました。だって、家族の目には映ってますし、スーパーにお買い物に行くと人には会っているし、ばったり何年振り？という方に遭遇するかもしれないし。
いつどこで芸能人に出会うかもしれません。竹野内豊にバッタリ遭遇したときにどうでもいいの服に寝ぐせつけたまま、メイクもしていなかったら、こんな絶好の機会なのに「握手してください」なんて恥ずかしくて言えない、、ですよね。（竹野内豊ファンです）
そう思った瞬間から、「どうせ誰も見てないし」という意識を捨てました。そして、出掛ける予定がなくてもきちんとメイクし、髪型も整え、気分の上がるお洒落な洋服を着るようになりました。
すると、自分の中に変化が起こり始めました。
「どうせ、家にいるし、私なんて」と思っていたのですが「家にいるだけはもったいないから、何か新しい事を始めよう！」という気持ちになってきたのです。
なにが出来るかなんて未知数でしたが、外見を綺麗に整えただけで、自分に対する「自信」が明らかに変わってきました。外見と意識は繋がっているのですね。
外見を大事にするということで、さらに大事なことも見えてきました。それは、自分が発している言葉だったり、所作です。それまであまり意識しないで家族や子供たちにネガティブな言葉を当たり前にかけたりしていましたが、それも言わなくなりました。もちろん自分に対しても。
そして一番大きく変わったのが自分の人生をにすることへの意識です。
ネガティブに「どうせ私なんて○○だし」と思っていると未来に明るい希望を見つけるのは難しいですが、毎日綺麗にしているとポジティブな気持ちになってきます。そんなときに「自分の人生、どうしたい？」と自分に聞いてみると、とても前向きな気持ちにどんどんとなっていきました。
夫や子供たちも嬉しそうです。
綺麗にし始めて、数年経ったころ、息子がこんなことを言ってくれました。
「駅で今日、お母さんを見かけたんだけど、『あ、お母さんだ』って言ったら一緒にいたガールフレンドさんがこの人なんか綺麗な人だなーと思って見てた人だったんだってー」
やはり、どこで見られているか分かりませんね（笑）嬉しい！綺麗にしていてよかった！！
本当にちょっとしたことです。芸能人がどんどん綺麗になっていく、なんて話を聞いたことがありますが、私たちも意識するとそうなるのかもしれません。
ただ、いますぐ変えるの難しいと思われるかもしれませんが、洋服の良いところは、その服を着ると感情を思い出すことが容易なんです。私にとって洋服は「アラジンの魔法のランプ」のような存在です。
お気に入りのお洋服、自分のために少し揃えちゃってください！そして、綺麗にメイクして美しくしてあげてください！二度とぬかみそ臭いなんて言わせないぞー！！
あなたは、毎日どこかの誰かに見られています。見られている人たちにどんな印象を与える人になりますか？
気分の上がる服を着て、外へ出かけましょう！！
